■重要なお知らせ■

5月2日に文化学院宛に愛する会からの提案を提出しましたが、 それに対して文化学院からの
正式な提案がないまま、5月10日千代田区を通して文化学院より、旧校舎の解体計画の通告が
ありました。

千代田区からは愛する会との話し合いが終わるまでは解体を行わないようにと、はたらきかけを
行っていましたので、私たちも文化学院はこの提案に従うものと信じていました。
しかし、愛する会との話し合いも終わらないばかりか、千代田区景観審議会の提言にも答えのないまま、
一方的に解体の通告がありましたことは大変遺憾なことです。

また、解体計画の中から、文化学院が旧校舎解体の理由の一つに上げていた「アスベスト」が
実は旧館には使用されていなかったことも判明しました。

解体計画によると、5月11日より新館部分のアスベスト除去工事が開始されました。
5月29日より、旧画廊部分の壁面を解体して、重機搬入路が確保されます。
6月15日よりアーチ入り口左側を縦に切断して、そこから西側(左側)を全て解体。
事務室、アトリエ、講堂部分になります。
「アーチ部分、(上階では講堂ホワイエ部分)は将来何らかの利用方法を考慮するので、
とりあえず解体を行わないが、愛する会の提案にあるような、 積極的な活用方法は考慮する
予定はない。あくまでも新館の計画に変更を行う予定はないので、旧館を建物として利用する
つもりはない。」
と言う回答です。

これに対し、愛する会としては、旧館校舎の一部を保存するという可能性が残されたことは、
従来の提案に対して評価するものの、これまで調整役として努力してくれた千代田区の努力を
無駄にするような今回の決定は、当然受け入れることはできません。






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