【2007年3月2日号〜5月17日号】

【3月2日号】

こんばんわ。『文化学院を愛する会』です。 
メール・ファックスをいただいた皆様に、会の活動報告やイベント告知などを『 まろにえニュース』として
随時配信していきます。


--------------- 重要!----------------

■「文化学院を愛する会」会議のお知らせ■

日程:3月16日(金)7時〜9時
場所:日本建築家協会JIA館 5階会議室A
    TEL 3408-8291
問い合わせ先:5214-6657(大橋智子建築事務所・当日は携帯に転送します)
     JIA館 :〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-3-18

地下鉄:銀座線外苑前駅より徒歩約5分
JR線 :総武線千駄ヶ谷駅より徒歩約15分
      (駅前より都バスNo.77 目黒行きで2つ目「神宮前二丁目」下車、徒歩1分)
     山手線原宿駅より徒歩約15分


■「文化学院を愛する会」が発足して約1年、また、昨年5月19日の全体会から9ヶ月余が経過いたしました。
 全体会での合意とこれを受けた千代田区の対処を踏まえ、9月3日のまろにえニュースで、旧校舎のアーチ部分を
 解体せず、今後1年半かけて保存の方法を話し合うことになったとの、お知らせをしたところです。

 この間、千代田区を通じて、話し合いの働きかけを行いましたが、その声に答えて頂けないまま、工事が進んでいたところ、
 この度学校から連絡があり、2月23日に新理事長と設計者、立花利根副校長と会談を持つことができました。


 これから、どのような形で、アーチが保存され、私たちがどんな形で協力できるのかが話し合われるものと、準備しておりましたが、
 学校から提案された案は、旧校舎のアーチ部分を保存活用するものではありませんでした。

 
学校の意向は6月までに旧校舎を全て解体してしまうという、我々には大変不本意なものでしたが、一方、
 今後私たちとの話し合いを継続することも確認されました。

 今回の学院からの提示内容は、千代田区が公式文書として記録していることとも食い違っています。
 計画された新校舎の空間には設計者の努力が読みとれますが、街並み・景観をめぐる区の意向、
 そして何より昨年5月に合意した私たちとの約束への答えが、現段階では欠落していると思われます。

 そこで、賛同者の皆様に「文化学院を愛する会」全体会議にお集まり頂き、以上につき詳しい報告を行い、
 意見を集約して、今後の話し合いに臨みたいと考えます。
 是非ご出席下さい。

■なお、会場と資料の準備の都合上、大まかな人数を把握したいと思います。
 現時点での出席、欠席をこのメールに返信して下さい。

 ○出席
 ×欠席
 △出席したいが、調整中

参考のため、9月3日のニュースを下記に載せておきます。

 『8月3日「千代田区景観まちづくり審議会」が開催されました。
 その中で、木下建築指導課長より、文化学院旧校舎のその後の経過が以下のように報告されました。

 「審議会での強い要望を踏まえて、調整を行った結果、旧校舎のアーチ部分(3階まで)を残して解体を行うことと、
 通り沿いの壁面を再生することで、文化学院と愛する会との間で合意に至りました。
 このことについて、景観まちづくり審議会の西村会長、進士副会長とも協議した結果、今回の提案は区としても
 評価できるものと判断し、千代田区景観まちづくり重要物件の指定を解除することにいたしました。
 今後は、新校舎の工事期間中である約一年半をかけて、協議を継続していくことになります。
 区は、今後もアーチ部分の保存方法などについて、文化学院と愛する会との調整を行っていく予定です。」
 まだ、話し合いは始まっていませんが、随時報告いたしますので、よろしくお願いいたします。』



※まろにえニュースのバックナンバーはホームページでお確かめ下さい。
今後、配信の停止・変更等は、お手数ですが返信にてお知らせください。
『文化学院を愛する会』 まろにえニュース配信部   bunkagakuinlove@mbr.nifty.com
                        HP http://lovebunkagakuin.web.fc2.com



【4月2日号】

おはようございます。『文化学院を愛する会』です。 
メール・ファックスをいただいた皆様に、会の活動報告やイベント告知などを『 まろにえニュース』として
随時配信していきます。


◇3月16日 文化学院を愛する会全体会議と現況のご報告◇
「文化学院を愛する会」が発足して約1年になりますので、この間の経過を略記 します。
ホームページのトップにも掲載しましたので、ご確認下さい。


■千代田区経由の学院からの提案<下記*1>を愛する会として受け入れることが、 昨年5月19日の全体会で
  合意されました。
  そして、これを踏まえた千代田区の対処<下記*2>については、8月の景観まちづく り審議会での公式報告を
  確認の上、9月3日のまろにえニュースに掲載したとこ ろです。

  <*1> 学院からの5月提案:
    @ 旧校舎アーチのある部分は、当面 解体せずに残す
    A 新築工事期間中に アーチを含む旧校舎の残し方を話し合う
    B 解体した部分には、旧窓枠等を利用して、古い校舎のイメージを再現する壁を 造り、ツタを這わせる

  <*2> 5月末以降 今日に至る、区の公式見解:
    @ 今後は 協議を継続、区は文化学院に検討を働きかける
    A 少なくともアーチ部は絶対残して欲しいと学院に区は要望
    B 景観まちづくり審議会には、保存(方法)について検討結果の報告がなされる
    C アーチ部の2・3階部分は、行政としての対応方法等を区も検討
    D 審議会の意見を基に区が調整役となり、愛する会との協議の場を作る
    E 審議会もアドバイスをする

   その後、私たちはこの内容に副って、千代田区を通じて学院に対し、話し合いの 働きかけを行いましたが、
   実現しないまま、工事が進んでいました。


■2月23日、山科誠新理事長、設計者坂倉竹之助氏、立花利根副校長と、愛する会事務局との会談を持つことが
  できましたが、学校から新たに示された意向は 、6月までに旧校舎を全て解体してしまうという、予想外かつ大変
  不本意なものでした。
  一方、今後私たちとの話し合いを継続することは確認されました。

■今回の学院が示した意向は、千代田区が公式文書に記録していること<上記*2> 、そして何より私たちが受け入れを
  合意した提案内容<上記*1>と合致しません。
  新校舎の計画案には旧館のイメージを残そうとする設計者の努力が読みとれるも のの、街並み・景観をめぐる
  千代田区の公共的な文化施策への呼応が、学校とい う公的施設にもかかわらず 現段階では欠落していると
  思われます。

■そこで、3月16日に「文化学院を愛する会」全体会議を開催し、これまでの 報告と、皆様との意見交換を行いました。
  出席者は卒業生などの文化学院関係者、建築の専門家、都市計画の専門家、編集者、千代田区内で働く方など
  多岐にわたりました。
  
  話し合いは、午後7時から11時まで4時間におよび、さらにメールやFAXな どで、議論を補足していくことになりました。
  会議では、解体からはずされた、アーチを含む旧校舎を保存活用することを文化 学院に強く要望していくことが、
  確認されました。
  卒業生から
  「文化学院で学んだもの達が集える場所となり、文化学院の歴史を知 ることができ、また作品を展示する
  ギャラリーとして活用されていくことによっ て、卒業生や関係者の心のよりどころになり、これからの学院に参加して
  いくこ とが大事だ」
  という意見が出され、皆が同意しました。新しい建物にイメージを 残すだけでは、果たすことができないという共通認識、
  そして世代を超えてアー チに寄せられている思いの深さが、確認されました。
   また、専門家からは、
   「文化学院の旧校舎は町の風景となっている。どうしたら 残るかの知恵を出しあい、専門家として協力していく」
  という提示がありました 。


■以上が全体会議のごく要点ですが、石川雅巳千代田区長も3月10日の区政報 告会で、議員からの質問に答え、
  「千代田区がテーブルを用意したのだから、今 後も文化学院と愛する会の調整を行っていく用意がある」
  と発言されています。


■以下、9月3日のまろにえニュースから再録しておきます。
   〜 8月3日「千代田区景観まちづくり審議会」が開催されました。
    その中で、木下建築指導課長より、文化学院旧校舎のその後の経過が以下のように報告されま した。
     『審議会での強い要望を踏まえて、調整を行った結果、旧校舎のアーチ部分(3 階まで)を残して解体を行うことと、
     通り沿いの壁面を再生することで、文化学院と愛する会との間で合意に至りました。 このことについて、景観まちづくり
     審議会の西村会長、進士副会長とも協議した 結果、今回の提案は区としても評価できるものと判断し、千代田区景観
     まちづく り重要物件の指定を解除することにいたしました。 今後は、新校舎の工事期間中である約一年半をかけて、
     協議を継続していくこと になります。 区は、今後もアーチ部分の保存方法などについて、文化学院と愛する会との
     調整を行っていく予定です。』
    まだ、話し合いは始まっていませんが、随時報告いたしますので、よろしくお願い致します。〜




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【4月18日号】

おはようございます。『文化学院を愛する会』です。 
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■2月23日に行った文化学院との話し合いから1ヵ月以上が経過しました。そ の間学院からの連絡等がありませんので、
  4月10日「文化学院を愛する会」よ り理事長宛に手紙を届けました。
  その内容は下記です。ホームページにも掲載していますので、ご確認下さい。


  文化学院 理事長 山科 誠 様

  前略
   2月23日の話し合いから一ヶ月以上が経ちました。前回お会いした最後に 「今後も話し合いを続けますので」という
  ご発言がありましたので、ご連絡をお待ちしましたが、時間が経ってしまいましたので、お手紙差し上げます。
   私たちは、前回の話合いの内容を持ち帰り、3月16日に会議を開きました。卒業生、学校関係者、一般市民、
  建築専門家等が集まり、そこで学校に対する貴重な意見、提案も預かりました。
   これらをきちんとお伝えしなければと思っております。
   学校が、当面、アーチ部分を残して下さったご英断に、私たちは感謝し てきましたが、前回の山科様の話の中で、
  千代田区と千代田区長に言及された部 分で、私たちが千代田区よりお聞きしている内容とかけ離れていましたので、
  この点については、まちづくり推進部の飛澤部長と石川区長にすぐに確認させて頂 きました。
   その結果、私たちの認識が間違っていないことがわかりました。
  石川区長も3月10日の区政報告会での区議からの質問に対し、 「千代田区がテーブルを用意したのだから、
  今後も文化学院と愛する会の 調整を行っていく用意がある。文化学院の言っていることが違ってきたなら、
  もう一度区に戻してくれ。」と発言なさいました。
   私たちも1000名を超える署名を集め、その方々の声を代表していますので、間違いのないようにしたいと思います。
  早急に千代田区同席の上、3者での会合を設けて頂けますよう、お願い申し上げます。

   私たちの認識は下記のとおりです。
  【文化学院からの5月提案】
  1. 旧校舎アーチのある部分は、当面解体せずに残す
  2. 新築工事期間中に アーチを含む旧校舎の残し方を話し合う
  3. 解体した部分には、旧窓枠等を利用して、古い校舎のイメージを再現する壁を 造り、ツタを這わせる

  【 5月末以降 今日に至る、区の公式見解】
  1.今後は 協議を継続、区は文化学院に検討を働きかける
  2.少なくともアーチ部は絶対残して欲しいと学院に区は要望
  3.景観まちづくり審議会には、保存(方法)について検討結果の報告がなされる
  4.アーチ部の2・3階部分は、行政としての対応方法等を区も検討
  5.審議会の意見を基に区が調整役となり、愛する会との協議の場を作る
  6.審議会もアドバイスをする                                              
                                                           草々



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【5月17日号】

おはようございます。『文化学院を愛する会』です。 
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■2月23日の話し合いから2ヵ月が経過しました。  
 その時「6月にアーチを取り壊したい」と私たちにとって大変不本意な内容の話が出ました。
 その後2ヵ月も経ち、5月22日に再度話し合いが持たれることになりました。
 会談には大勢の方に出席頂くことができませんので、新理事長、設計者、西村校 長に聞いて頂きたいことがありましたら、
 21日までにメールにてお送り下さい 。
 必ず、伝えてきます。                       


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